プロフィール
千葉県出身のヴァイオリニスト。英国王立音楽院にてBMus(優等学士、最優秀)を2019年に取得後、同院にてMMus(区別優等修士)を修了。ヴァイオリンをLaurent Riquier、手嶋眞実、Richard Deakinの各氏に師事。マクシム・ヴェンゲーロフ、ニコラ・ベネデッティ、ヴラジーミル・アシュケナージら世界的な演奏家・指揮者によるマスタークラスにも参加。
演奏活動
在学中よりソリスト・室内楽奏者として英国およびヨーロッパ各地で精力的な演奏活動を展開。英国音楽の紹介・普及を演奏活動の柱と位置づけ、E.J.モーランおよびウィリアム・ウォルトンのヴァイオリン協奏曲をソリストとして演奏するなど、英国近現代作品の演奏に力を注ぐ。
在学中には弦楽四重奏団「フロリゼル弦楽四重奏団」のメンバーとして活動し、同団は室内楽演奏の卓越性を讃えるウルフ・ウォルフィンソン弦楽四重奏賞を受賞。
現代音楽の分野にも深く携わり、2022年のロンドン・シンフォニエッタ・アカデミー参加を機に、テット・ア・テート・オペラ・フェスティバルやフォークストン・ニュー・ミュージックなど各種フェスティバルの演目に出演。新作初演および現代奏法の修得に取り組んでいる。
オーケストラ活動
オーケストラ奏者としては、2023年にバーミンガム市交響楽団(CBSO)のキャリア・アクセラレーター・スキームに参加し、同楽団の日本ツアーに同行。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(LPO)、ボーンマス交響楽団(BSO)、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)などとも共演を重ね、オーケストラ奏者としての経験を積む。
研究活動
演奏活動の傍ら、ヴァイオリンの弱音器(ミュート)の音響効果とその歴史的変遷に関する研究を行っており、修士論文のテーマとして取り上げた。楽器の物理的特性と歴史的変遷への学術的関心が、自身の演奏解釈に独自の深みをもたらしている。
現在は日本と英国を拠点にフリーランス・ヴァイオリニストとして活動。古典から現代作品まで幅広いレパートリーを持つ。